2023年5月12日金曜日

マクロン大統領が発表したフランスの再産業化 

  年金改革問題の火が消えないまま、マクロン大統領は逆風の中、前向きな姿勢を崩さず、フランス産業関係者の前でスピーチを行いました。 マクロン大統領は、この場で閣僚理事会に提出される予定の「グリーン産業法案」の骨組みと、この加速を実現するために重要視される措置について説明しています。 フランスの再産業化を加速する戦略の中で、特に小さな街や貿易に関して、研修や訓練などの学びの場を設けるために7億ユーロを投入する計画を予定しています。 また、電気自動車購入に対するエコロジーボーナスは、電気自動車の生産による二酸化炭素排出量を考慮したもので、ヨーロッパで製造された自動車を優遇するように改革される予定となっています。 そして、さらに風力タービンやヒートポンプなどの主要な脱炭素製品の環境基準を以前発表していた2026年から2024年7月に前倒しにすると述べています。  また、ヒートポンプ、風力タービン、ソーラーパネルの生産を支援するための新たな「グリーン産業税額控除」も導入される予定です。 これらは「グリーン産業法案」の一部であり、2030年までに国内で200億ドルの投資を引き起ことが可能になると見込んでいます。 マクロン大統領は、このために近日中にダンケルクにあるヨーロッパ最大のアルミニウム工場を訪問し、来週には、ベルサイユ宮殿で行われる海外投資誘致を目的とした第6回「Choose...

2023年5月11日木曜日

さんざん待たされた検査にちょっとドキドキした・・

   ここのところ、私は老人なみに医者通いばかりしている気がします。そんなに深刻な状態ではありませんが、そもそも私には心臓などの持病があり、だいたい3ヶ月に一度はかかりつけのお医者さんに通い、一応、チェックしてもらって処方箋を書いてもらって、薬を飲みながら生活しています。 2~3回、心臓専門医にもかかったことはあったのですが、しばらくご無沙汰していたので、かかりつけのお医者さんに行った時に、ずっと心臓専門医にかかっていないんじゃない? そろそろ、また行ってチェックしてもらった方がいいから、まず血液検査をして、その結果を持って、また心臓専門医に行った方がいいかもしれない・・と言われて、血液検査をしたのがそもそもの始まりでした。 血液検査はすぐにできたものの、心臓専門医の予約が数ヶ月先になるというので、一応、血液検査の結果を持って、いつものかかりつけの医者に行きました。すると、心臓の他に肝臓の数値に問題があると言われて、今度は別の検査をするように、そのための処方箋を書いてくれたのですが、今度はその検査の予約が1ヶ月後と言われて、まぁそんなに緊急にというわけでもないだろうから、まあいいか・・と検査の日を待っていました。 そもそも検査なんて気が進まないものです。 過ぎてしまえば1ヶ月など、すぐに過ぎてしまうもので、検査の日の前日の夜9時以降は何も食べないで朝も水だけにしてくださいなどと言われたものだから、なんだか余計に前夜からドキドキして、私もけっこうチキンだな・・などと思いながら、当日の朝はいつもよりずっと早起きして検査に行ったのです。 今回の検査は病院内の放射線科に予約を入れていたので、他の患者さんもたくさんいる中、やはり検査の場所は前日から食事がとれなかったりすることもあるせいか、早朝というのに結構、混んでいて、時間を決めて予約しているのにもかかわらず、結構、待たされるハメになりました。 まあ、それ以前にもう1ヶ月も待っているので、ここでちょっと待たされるくらいで腹をたてても仕方ないし、なんだか検査を受けたくない気持ちもありました。 健康診断と違って、明らかに異常があるから受けに来ている検査で、一体どんな結果が出るのか知りたくないという気持ちもあって、正直、入院した方がいいとか、手術が必要だなど言われたら、どうしよう? あまり積極的な治療はしたくないしな・・などと思いながら、しかし、この検査を先延ばしにしたところで、いつまでも不安な気持ちが残るだけだと自分に言い聞かせていました。 かかりつけのお医者さんには、ラジオを受けてきなさいといわれていたので、私はてっきりレントゲンだとばかり思っていたら、実際の検査はエコグラフィーで、そういえば、エコーなんて、妊娠していた時以来のことだな~と思いながら、検査を受けました。 仰向けに寝てください、こっち向いて横になって、あっち向いて横になって・・などと言われながら、私には、エコーで映し出された画面は見えず、また見たところで全く私にはわからないけれど、検査をしている人には、その場で結果が見えているわけで、びくびくしながら、まな板の上の鯉状態。黙って彼女の言う通りにしていると、彼女の方から、「特別に深刻なことではないから、お医者さんに結果を持って行って、薬を処方してもらうか、食餌療法をしてみるかになると思います」とその場で言われて、診断結果をもらって、まずはホッとして、帰るとすぐにかかりつけのお医者さんに予約をとったのです。 相談の結果、「しばらく食事に気をつけて様子を見て、改善されるようだったら、それに越したことはないし、それでもダメなようだったら、薬を飲むようにしましょう。一度、薬を飲み始めると一生つづけなければならなくなるから・・」と言われて、嬉しいような哀しいような気持ちでした。 最近でこそ、できるだけ野菜を多くとるようにしようなどと、少々、食事には気を付けているものの、私は若い頃からお酒が大好きで、結構、飲んでいたし、熱いもの、辛いものなど、およそ身体に悪いものばかりが好きで、「身体にいい・・」などと言われるだけでマズそうな気がしていました。 それでも、フランスに来てからは以前よりはずっと飲まなくなっていたし、ここ半年ほどは、あんなに好きだったお酒が全然、飲みたくなくなっていて、冗談みたいに「お酒が飲みたくないなんて、私、死ぬかもしれない・・」などと思っていました。 身体というのはうまくできているようで、私がお酒を飲みたいと思わなくなったのには、身体が拒否していた状態だったのかもしれません。 とはいえ、長年の習慣で、飲みたくなくても、スーパーマーケットなどでワインの瓶などが積みあがっていたりすると、なんだかワクワクする気持ちは残っているので、なんだか少し哀しいです。 ひとまずは、食事に気をつけて様子を見るということで、一件落着したのですが、もはや食べることくらいしか楽しみがないのに、食事に気を使わなければならない=好きなものを好きなだけたべられないのはとても悲しいことです。 しかし、好きなものを好きなだけ・・といいつつも、その大部分は食い意地の方が勝っていて、実際にそんなに食べられるわけでもありません。 体力も低下してきて、食べられるものも減ってきて、できなくなることが増えていきますが、身体の調子が悪いのは何よりも辛いこと・・死んでもいいけど、死ぬまでは元気でいるために、それなりの努力をしていかなければならないんだな・・と戒められる検査でした。 検査 エコー 食餌療法<関連記事>「...

2023年5月10日水曜日

世界の料理ランキング 今度は3位だったフランス料理 フランス人の反応は?

   夏のバカンスシーズンの予約戦線模様が高まる中、バカンス先を選ぶにあたって、旅先で、その行先を左右する大きな項目の一つとなり得るとして、CNNトラベルが世界の料理ランキング発表しています。 たしかに、私もバカンスの目的地を選ぶ時、美味しいものが食べられる場所というのも重要なポイントになっています。 今年のランキングの堂々1位は、イタリアで、パスタ、ピザ、リゾット、生ハムやサラミ、チーズなどなど、イタリア料理は何世紀にもわたって世界中の味覚を魅了し続けていると評されています。どうやらイタリア料理の人気は、不動のもののようで、この手のランキングには、たいていイタリア料理が君臨しています。 2位に選ばれたのは中華料理で、同じ国とは思えないほどの多様な郷土料理、点心や酢豚、鴨の丸焼きなどが挙げられています。私は中国には行ったことがないので、本場の中華料理はわかりませんが、逆にけっこう、色々な国を旅行していると、そのクォリティは別としても、どこの街にも中華料理のお店があるということは、それだけ多くの人に受け入れられている料理であると言えるかもしれません。 昔、イギリスを車で旅行してまわっていた時、かなり閑散とした田舎町でも、フィッシュアンドチップスと中華料理だけは、どこにでも必ずあるんだなぁ・・と感心した記憶があります。 そして、今回、フランス料理は、3位に入ったのですが、フランスでは、3位になったということを「表彰台を完成させるのは、フランス料理だ!」などと、その3位をことさらに重要視するような書き方をするところがフランスだな・・と失笑してしまいます。 ミシュランガイドの発祥地であるフランスでは、食べることは芸術であり、上質なワイン、洗練されたチーズ、カスレ、シチュー、カタツムリ、フォアグラ、マカロン、そして伝統的なバゲットは、最も美食家の味覚を喜ばせると豪語しています。 昨年末にWorld...

2023年5月9日火曜日

海外在住の場合、お墓はどこに入るのがよいのか?

   年齢を重ねると、友人との話題も健康問題やお墓の話題が多くなるなどという話を聞いたことがありますが、今のところ、私たちは、健康問題については、はたまに話すことはあってもお墓の話についてはあまりしたことがありません。 一度、従妹の一人が嫁ぎ先は代々、医者の家系?で遺体は遺骨もろとも献体しているためにお墓というものがないとのことで、自分が死んでもお墓というものがないので、実家のお墓に入れてほしい・・なんならお墓には家名を掘らずに、誰でも入れるように墓碑銘として、この食い意地の張った家系にふさわしい「食」とう文字を刻んだらどうか?などという話はしたことがあります。 私の場合は、日本の...

2023年5月8日月曜日

年に一度の税金の申告 ついつい先延ばしにしてしまう書類も数字も大の苦手な私

   嫌なことは、ついつい後回しにしてしまうのが、人情・・というか、私のだらしないところなのですが、特に書類関係、家では総じてパピエ(フランス語で紙)と呼んでいますが、この何か提出しなければいけない書類というものが、心底、嫌いで苦手です。 まあ、フランスに住んでいるのだから、当然のこと、書類は全編フランス語なのも、私の書類嫌いをより一層、激しいものにしています。こういう書類、普段は使わない言葉も多いので、おそらく日本語でもダメだと思います。 そんな私は、先月あたりにメールで届いていた「税金の申告をしてください」という知らせに毎年のことながら、「あ~、また今年もこの季節がやってきた~...

2023年5月7日日曜日

チャールズ国王載冠式に熱狂するフランス人 フランス人は英国王室が大好き

   毎回、イギリス王室のセレモニーとなると、まるで自分の国の王室のように騒ぎたてるフランス人を、なぜなんだろうか?と思います。ことにエリザベス女王ご逝去の際などには、危篤状態だという一報が入ってからというもの、ほぼ、生中継でイギリス王室のメンバーの動向を追い、それが訃報に変わってからというもの、テレビ局もほぼキー局のメインジャーナリストがロンドンに飛び、その様子を伝えながら、エリザベス女王の軌跡を辿る過去映像などを編集した映像が絶え間なく流され、週刊誌などの表紙は全てエリザベス女王が飾るという熱狂?ぶりでした。 今回のチャールズ国王の載冠式では、やはり前日あたりから騒ぎ...

2023年5月6日土曜日

エリザベス ボルヌ首相のパートナーのスキャンダル

   フランスでは歴代2代目の女性首相となったエリザべス・ボルヌは、昨年、マクロン大統領が再選されて、組閣した際に任命され、当初は女性の首相が起用されたことで、特に注目を集めてきましたが、ここ最近、ことに年金改革問題が世間を賑わすようになってからは、マクロン大統領とともに支持率がガタ落ちになり、特に問題の憲法49.3条(首相の責任のもとに採決を取らずに法案を通す法律)を発表してからは、矢面になる感じで奮闘しています。 フランスの歴代初の首相、エディット・クレソン(ミッテラン政権時の首相)は、とにかく過激発言が多かった人らしく、彼女の首相就任期間は正味10ヶ月程度という短命...